あなたにまだ、夢があったあの日。「問おう。貴様のセカイは、息災か?」

主人公は、どこにでもいる女子高生。何の変哲もない日常を送る主人公のもとに、ある日、知り合いのおじさんから一本の電話がかかる。「僕の店で働いてみないか?」怪訝に思いながらも”普通”を脱却するためとにかく向かってみようと決意する主人公。言われた場所に赴くと、出迎えたのは棺桶のようなドアだった。そして！！！自称・能力者！自称・陰陽師！！自称・吸血鬼！！！個性豊かな店員たちに囲まれ、主人公の新しい生活が始まる。「ようこそ、喫茶『十二時の鐘』へ」「無知で無邪気な貴様だが、歓迎してやらんこともない」主人公と店員達のドタバタギャグコメディ「」、ここに見参ッ！！！

いちおうお訪ねしますけど、『自称』ってどういう事ですか？

厨二病という言葉は大変便利な言葉でございまして、言葉で表現し辛いあのむず痒い感情を一纏めにして吐き出させてくれる、オールマイティーな言葉なのでございます。さてこの喫茶の店員達を御覧下さい。烏帽子、水干、長髪！なるほど、彼が『自称』陰陽師ですね！？そして軍服、逆さのクロスモチーフ！彼は『自称』吸血鬼でしょうか！？そして一番気になるのが、これぞまさに厨二病とも言うべきポージングの彼！黒を基調とした衣装にレザーのチョーカー、指なしグローブ！！！もう何からどう突っ込んでいいのかわからないぐらい厨二病の鏡のような彼が『自称』能力者でしょうか！？

爽やかなおじさんが紹介してくれたのは、揃いも揃って個性的なメンバー達。それぞれ設定を持っている様ですが、何せ個性が強すぎるのは絵面だけではなく、台詞も相当パンチが効いているのでお楽しみ度は１２０％！しかし、ただのギャグ作品と侮るなかれ！注目すべきは彼らのギャップ。そして彼らの魅力を最大限に引き出した、「」の魅力的なストーリーは、あなたにきっと、素敵な夢を魅せてくれるでしょう！

▲新しい仲間は揃いも揃って個性派。普通から脱却している側の筈のおじさんが普通に見えるから不思議だ。

▲唇に手を当て、クスクスと笑う阿倍霊明。格好こそ奇抜だが、彼はれっきとしたイケメンだ。

▲レースモチーフやマスキングテープなど、乙女好みのメニュー画面！