元は次期当主と崇められていた双子の神楽から、その座を奪ってしまった形になった要。そのせいか彼は神楽を支持する人達からやっかみの目を向けられていました。それだけでなく初恋の男で当主を守護する四天王である頭領・琉の記憶も操作され、彼は要のことをすっかり忘れてしまいます。心も体も傷つけられ、追い詰められていく要。要を支えているものは、好きな男からどんなにひどい扱いを受けても、どんなにひどい言葉を投げかけられても、一緒に居たいという想いだけでした。「」の本編は小説版です。今作はその小説の漫画版となっています。【作品形式:漫画】
好きな男との行為は、愛撫も優しさも何もない、ただの儀式…
当主としての地位にあるものの、その位置にふさわしくないとして要は相当な嫌がらせを受けていました。気霊師としての仕事が入るたび、直前に本家で手酷く輪姦されてしまいます。あんたは当主にはふさわしくない、双子の神楽に当主を譲れと言葉でも傷つけられる要。おまけに大好きな初恋の相手・でさえも、双子の神楽派で、要の心休まるところはありません。それでも要は琉と共に在るために、当主としての立場に居続けました。
隙を見せれば要は当主の地位を追われ、二度と外に出してもらえないという予感がありました。そうすれば楽にはなるかもしれない、そんなことも頭を過ぎります。しかし要は体の痛みよりも好きな男の琉に会えなくなるかもしれないということの方が、ずっと辛いと感じていました。どんなに苦しくても当主としての務めを果たす理由。それは誰のためでもなく、要自身のためだったのです。時折触れられる琉の優しさ、それはつかの間でありながら要をひどく幸せな気分へ持ち上げてくれるものでした。「」には相思相愛となった2人のその後のお話も収録されています。
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タイトル | |
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価格(税込) | 1,080円 |
発売日 | 2010年04月09日 |
作の義理兄弟ものR18「」の続編、「」です!無理やりなシチュエーションがお好きな方、弟×兄がお好きな方向けです!深空、陸、翔に代わる代わる体を明け渡す日々が続いていた七海。しかしそれは長男の大輝だけが知らないことでした。でもその大輝にだけは弟達とのことを絶対に知られたくなくて助けを求めることも出来ない七海は、心身ともに追い詰められていくことになってしまって…。