かつて迷子になってしまった子猫な少年。泣きじゃくる彼の頭を優しく撫でてくれたのは、犬のおまわりさんでした。がお送りします「」、その優しい犬のおまわりさんが好きで、よくお話をしていたその少年カエデ。でも彼には最近ちょっと悩みがありました。昔はそんなことがなかったのに、ここのところ犬のおまわりさんが少しカエデを避けているような気がするのです。もしかしたら嫌われてしまったのかもしれない、と小さな少年の心は不安でいっぱいになってしまっていました。【作品形式：漫画】

迷子の子猫ちゃん、優しい犬のおまわりさんが大好き！けれども…

昔迷子になってしまったネコ少年でしたが、その時優しく自分の頭を撫でてくれた犬のおまわりさんが、今でも大好きでした。ですから彼は犬のおまわりさんをシュウ兄ちゃんと呼んで、よく慕っていました。でもカエデ少年、浮かない顔をすることが増えました。その悩みはシュウ兄ちゃんについてのことです。どうもシュウ兄ちゃん、カエデを避けているような素振りを見せるようになったのです。カエデはどうしてそんな態度を取られるのかがわかりません。もしや嫌われてしまったのではないかという不安の気持ちが溢れて、カエデはシュウ兄ちゃんの前で涙をぼろぼろ零してしまいました。





嫌いになっちゃったの？と涙を零すカエデを目の前にして、シュウ兄ちゃんは思わずその小さい体を抱きしめました。そしておもむろにカエデに口づけます。シュウ兄ちゃんは、実はカエデのことが嫌いになったのではありませんでした。寧ろその逆で、カエデが好きで彼が目の前にいると自分はダメになってしまうという想いから、カエデを遠ざけようとしていたのでした。誤解が解けた2人は、もう好きの気持ちを我慢することはしませんでした。「」、すっかり子猫少年に夢中です！

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