何でも屋を営んで生計を立てていたナタリア。彼女の所にある変わった依頼が舞い込みます。それはこの国の第二王子クレトの侍女に採用されるよう協力して欲しいというものでした。ナタリアの作戦としては、一緒に参加して依頼者以外の応募者の邪魔を行い、依頼者がされやすい状況を作ろうとしていました。しかしそれは予期せぬ事態になったことで失敗し、逆に思ってもいなかった結果を招いてしまいます。がお送りします「」、彼女は持ち前の気丈さ、前向きさで道を前へと切り開いていきました。【作品形式：ゲーム】

高額報酬に釣られて受けた高難易度の仕事。何でも屋の腕の見せ所！

身寄りがない状態でありながら、明るく「何でも屋」という仕事に励んでいたナタリア。同じ「何でも屋」を営むニーロとは幼い頃から彼女と共におり、彼は身内がいないナタリアの唯一の家族のような存在でした。そんな町の何でも屋のところへ高報酬の仕事が舞い込みます。何でもこの国の王子が平民出の侍女を求めており、その座に就きたい依頼者がナタリアに協力を求めて来たのです。壊すことならお任せあれ、とそういうことが得意なナタリアはその仕事を快く引き受けました。そして滅多に足を踏み入れられない城内に心躍らせていました。しかしナタリアが立てた「依頼者以外をナタリアが邪魔して蹴落とす」作戦はうまくいきませんでした。



ナタリアが考えていた作戦は多勢の状態でこそ通じるものです。しかし実際の侍女の採用に至るまでは個別に面接があったのです。1人ずつ王子の元へ呼ばれてしまえば、邪魔をしようにも出来ません。ナタリアにとっては大いなる誤算でした。でもそこは明るく前向きなナタリアのこと、すぐに切り替えて、この仕事が達成出来そうにないのならさっさと退散してしまおうと決意します。しかしその行動が帰って目を引き、王子の従者であるオズヴァルトとの接点が出来ます。そして侍女になる為にわざわざ城内へ来ておきながら王子の顔も見ずに帰るという大胆なナタリアの存在は、かえって王子の興味を惹いてしまうのです。「」、王族貴族あいてにも物おじしないナタリアは閉塞した空間の中で、確かに新しい風を吹き込んでいきました。

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騎士様が求めるものは権力ではなく、名声でもなく、愛しい人の存在。死を決意した少女を包み込んだその愛は、ただただ優しく大きくて…。がお送りします「」には騎士との恋愛をテーマにした小説が3本収められています。気高い騎士としての忠誠心を持ち、また一方で愛する人を一途に想うその真っ直ぐな姿は主たる女性の心を掴んでやみません。それぞれの騎士の愛、どうぞご堪能下さい！