WEBコミックの３年後の黒川と光の関係を綴った提供の「」こちらは「その後」の２人の完結編第一部となっています。黒川と光の関係が、親友という立場から恋人に変わって早数年。久しぶりに過ごす楽しい２人きりの時間に、黒川はすっかり浮かれてしまっていました。その帰り、そっと黒川の手に重ねられる光の手。それは普段なら光は人前では絶対にしないこと。どこかおかしいと思いながら、黒川は楽しい気分を壊したくなくて、幸せだけに心を委ねていました。【作品形式：漫画】

幸せという水の中に落ちる、一滴の墨汁のような薄く不確かな不安。

光も黒川は１週間ほど会えない状態が続いていました。でも２人きりになれば、そこに流れるのは楽しい時間。黒川は光と交わす、他愛のない会話、軽口を楽しみ、とびきりの笑顔を向けられる幸福感に浸っていました。帰りのタクシーの中で、光の思ってもいなかった行動に一抹の不安を感じながらも、あえてそれから目を背けた黒川。彼はただ幸せな気分だけを享受しようとしていました。





何時になく激しく抱き合った２人。光が煽ったために、久しぶりということもあって、黒川は強く光を突き上げます。軋みを上げるベッド、熱く交わされる唇。しかし幸せな時間は長続きしませんでした。楽しい時間を過ごしている中でも、時折見せていた光の表情に黒川は気がつかなかったのです。光の行動に感じた不安さえも奥にやってしまった黒川は、好きだと感づく前では思いもよらなかった、光に触れること、肌に触れることの温かさ、その幸福感だけに包まれていました。光がいなくなるとは、露知らず。２人の完結編となる「」も、どうやら平穏とはいかないようです。
 
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のBL作品「」はリバ表現があります。苦手な方はご注意下さい。黒川はノンケの光に想いを寄せていました。しかしゲイであることを隠し、光に対しての想いも隠したままいました。ですがひょんなことから黒川がゲイであることが光にばれてしまいます。どうにでもなれと勢いで光が好きだということを告白すると、何と「かまわない」の返事がありました。その後付き合っているのだかいないのだか、曖昧な関係のまま月日は過ぎていきます。そんな２人が温泉旅行に行く事になりました。どことなく波乱含みの予感…？